OS-126 ページキャッシュ最適化手法におけるベイズ的アプローチの検討 高橋 一志, 佐々木 慎, 松宮 遼, 大山 恵弘笹田さんのところにいた高橋さんが大山さんのところに行ってやってる仕事。 分散ファイルシステムを効率的に運用するためには、環境内の他ノードに存在する オンメモリのキャッシュを効率よく利用するが必須であるとし、 そのために、ベイズ統計の利用を提案している。 ちゃんと読めていないが、結局各ブロックデータにコンテントハッシュでIDを振り、 個々のブロックへのアクセスのトレースを取って、各ブロックへのアクセス頻度を 抽出。で、その頻度間の距離の遠近で最も近い所にキャッシュを探しに行く、ということか? 特定のブロックのリードがサイコロと同じように相互に独立だ、という過程はかなり 無理があるように思うがどうなんだろうか。 実験結果を見てもまったく思ったとおりに動いていないようだが。。
2014年1月5日日曜日
ページキャッシュ最適化手法におけるベイズ的アプローチの検討
2014年1月4日土曜日
動的適応可能な分散ファイルシステムの提案
OS-126 動的適応可能な分散ファイルシステムの提案 孫 静涛、 佐藤一郎若干、と言うか相当、日本語がおかしい。と思ったけど、私の英語よりはずっとマシなことは間違いない。 日本語の論文誌を維持するには、この程度のおかしさは許容していくべきなんだろうなあ。。 国際化のひとつの方向性として。 内容的にはアイディアを表明しただけの論文で実装はまだない。 通常時は一つのサーバを複数のクライアントが共有するクライアント・サーバモデルで 運用するが、負荷が増大した際には全てのノードのクライアントとが 協調動作するP2P型ネットワークとなる分散ファイルシステムを提案している。 で、そのソフトウェア移送をエージェントでやると。 データはどこにある前提なんだろうか? いずれにしろ、ぱっと見では、あまりメリットがあるようにも見えない。いいんだろうか。
システム状態の変化にロバストな異常タスク特定手法を 備えた MapReduce タスクスケジューラ
システム状態の変化にロバストな異常タスク特定手法を 備えた MapReduce タスクスケジューラ 浅原 理人, 藤森 偉恭, 成田 和世, 劉 健全task の粒度が同一だと仮定できる場合、bag of task処理の終盤で、 処理が何らかの理由で滞っているとかんがえられる task を キャンセルし、他のノードで実行することがある。 しかし共用環境においては、正確に処理の遅延が判断できないため、 無駄にtaskをキャンセルしてしまう可能性がある。 この論文ではより正確な予測を行なうために、タイムウィンドウを用いて 参考にするタスクを絞り、ポアソン分布に従うと仮定して タスクの所用時刻を予測する。 キャンセルしないで、平行して実行すればどっちにしろ 無駄にはならないような。。
クラウド上の仮想マシンの安全なリモート監視機構
OS-126 クラウド上の仮想マシンの安全なリモート監視機構 重田一樹、光来健一九工大のグループ。IaaSクラウド上でIDSを用いるはなし。 仮想計算機を使ってホスト側にIDSを動かすのはよくある話。 クラウドだと、ホスト側が必ずしも信頼出来ないので、 IDS本体はリモートの信頼できるサイトで稼働させる、というおはなし。 RemoteTransというのがシステム名?
技術的にはTransCallという、ゲスト内にシステムコールをフックして ホスト側に飛ばすライブラリをネットワーク経由で飛ばせるようにしているようだ。
IaaS事業者は信頼するが、管理VMから他のVMを管理している管理者は信頼しない、すなわち VMMは信頼できるが、他のVMは信頼出来ない、という脅威モデル。 かなりピンポイントというか、今ひとつリアリティのないモデルのような気がするが。。
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